直売所千倉

千葉県木更津市にある、日本一小さな魚屋です。半世紀プラス25歳の青年が一人で切り盛りしています。50年の知恵と25歳の純真さが魚を美味しくお届け致します。 住所は 木更津市長須賀327ー1.電話09044300376 当店でのお取り扱いは、日銀カードのみでございます。還元ポイントは有りませんが、基礎手数料ゼロの日銀カードが 、最もお得です。 当店では、お売りする魚についてお客様にご納得いかれるまでご説明申し上げています。漁獲海域、漁獲方法、水揚げに至る経過、水揚げから店頭までの経

昨日、今日の百音から

私をとりこにしているNHK朝のドラマは

百音とみーちゃん姉妹の百音の同級生亮君

との水面下の幼い三角関係

百音による気象予報と農林漁業の分基点

貧しさの増す一次産業農林漁業の世界で、

父親が失敗した漁業の世界で、

生きようとする亮君の葛藤を奥深くあらわ

そうとしていると見つめています

昨日の場面で亮の乗る19tの鮪船は、

金華山近海で低気圧の15mの風の影響を

受け動けなくなったとの設定

心配で漁協の事務所に来た亮の父親は

無線機を借り

「パラアンカーを投入してささえろ、4~

5時間の辛抱だ(頑張れ)」と言う

19tの鮪船で15mの風なら半速で十分

航走出来ます

それほど騒ぐ時化ではありまん

このドラマは脚本家が気仙沼の現状を

しっかり取材していますが、陸上の気象感覚

はまだ甘いのです

現実は20mの風でも低気圧警戒圏外へ

避難しパラ泊して明日の操業に備える準備

をしているのです

本当の浜では、時化の海から生還した乗組員

に対しては

「いいったねえ」

「ようったなせえ」

と笑顔で一言言っておしまいです

涙顔は禁物、次の出漁に差し支えます

時化の海から帰った亮は言いました

「俺も親父と同じなんだ何時か

崩れて行くその時だいじな人に悲しい思いを

させたくない」

本当は百音一人に思ってもらいたかった

のか?

気象予報士になる為に東京へ出て行った

百音、そしてお医者さんに傾注していく

俺には百音が必要なんだよ言えなかった

亮君

その亮を慰めるみーちゃんがどんどん亮に

傾斜していく姿を当然視する百音

若い亮は

「幸せになっていいのだろうか」

で今日は終わりました

私の75年の人生を15分に短縮したような

ドラマでした

私と違って亮がひとかどの船主に成長

しますよう願っています