千葉丸新規漁場探索を先導
本日は10時に開店します
夕方の混雑を緩和するため
15時までにご来店のお客様おまけします
よろしくお願いします
本日のお魚
🐟️曳縄釣り鰹
🐟️金目鯛
🐟️めばち鮪
🐟️勘八
🐟️いなだ
🐟️大つぶ貝
🐟️鯵、、などなど
19時まで営業しています
遅い方はお電話くださいお待ち致します
店主のたわごと
千葉県の漁業調査船「千葉丸」は10月中旬の
さんま漁場探索でヒットしました
さんま漁船が、道東根室半島東から南東はるか
沖合いのロシア海区~公海上を調査探索中の
ところ、単船で根室半島南~南西海区を調査
探索し、新たな漁場形成の端緒と成りました
16日の記事中で「早くに満船と成り帰途
についた船がある」と表現してありますが、
これが「千葉丸」を指します
千葉丸は130ton位の船体で漁船であれば
80t位の搭載能力が有るはずですが、研究、
観測機器が多く、魚艙が狭く10数tで満船と
なってしまいます
その為早くに漁場を離れることと成りました
その後、同海区付近で有力船団の内の2隻が
120tの超満船になっています
千葉丸の歴史は古く、明治年間に、時の漁業の
先端をいっていた手こぎ船による鮪延縄漁が
棄てれるや沖合い調査の為に千葉県が建造
した「坂東丸」を起源とします
不幸にしてこの船は、初航海で遭難全員行方
不明となっています
このような困難な生い立ちながら日本の漁業
を牽引する千葉県内の漁業者の先達として
活躍して来ました
特に戦後の漁業拡大期には
200ton級の大型鰹鮪さんま漁兼業調査船
69tonの鯖さんまかつお漁兼業調査船
19tonの沿岸漁業調査船を有し、幾多の
実績を残しています
が現在は、老朽化した「千葉丸」と「ふさみ丸
」の2隻のみです
特に千葉丸は、速力が遅い、新鋭漁船は時速
15ノット走るのに千葉丸は10ノットが
やっとです
ふさみ丸は建造から15年経過しています
漁業調査船は、漁船にはリスクの大きい新規
漁場探索、そしてその基礎となる海洋観測
を使命としています
今食料確保の為、漁獲量拡大が叫ばれている
おり、戦後の経済困難期より漁業調査船の
戦力が半減してしまっていることは由々しき
問題です
千葉県、国に対しまず調査船の更新増強を
求めます
そして、漁業調査船にはあくなき探究心を
持って漁船の先達となって頂きたい思いです