11時に開店致します
熱帯夜から開放されました
歩みは遅くとも秋、秋は確実に近付いてい
ます
魚を食べて夏バテを吹き飛ばしましょう
11時に開店致します
18時まで営業致します
よろしくお願い致します
店主の独り言
明日20日に大型秋刀魚漁船の操業が始まり
ます
漁期前の水産庁の調査によれば、資源量は
昨年より上向くものの小さな魚体の割合が
多く漁場は昨年同様極沖合に形成される見込
みとの事です
多くの大型秋刀魚漁船(199t型)は既に
道東の港に集結して明日の出港に備えてい
ます
が、その数は約50隻とあまりに少なくなり
ました、そしてほとんどが秋刀魚専業船です
漁期以外は、港に係船されています
かっては鮭鱒漁業との兼業でしたが、ロシア
との漁業交渉の中で、北洋の鮭鱒母船式漁業
独航船漁業が駆逐され、兼業魚種を失い経営
の安定を欠く中でその数を大幅に少なくして
来ています
この50隻が、一魚種の漁業を維持していく
に最低限の隻数でしょう
今年の漁場が片道800マイル2昼夜かかる
遠洋であったとしても経営を来年に繋げる
事の出来るような漁獲が有りますよう祈る
気持ちで一杯です
以前にも書きましたが、半世紀昔昭和48年
当時の東北区水産研究所は、漁期前調査を
2回行った中で
「未曾有の大不漁」
を予報しました
この頃の調査は、水産研究所の調査船に北海
調査船合わせて15隻以上で実操業をする
調査でした、多く北洋に展開していた鮭鱒
漁船からの目視報告も加味した研究発表
でしたが、実在した大群を見落としていま
した
当時、房州からも100隻からの秋刀魚漁船
が出漁していました
千倉だけで50隻もの船が船団を組んで出漁
していました
これらの船からの初漁報告は、
「満船帰港中」一色でした
この年、全国の秋刀魚漁獲量は52万tに達
したと記憶しています
今年の調査は、如何に行われたのか?
水産研究機構の船たった3隻がトロールで
資源調査をしたに過ぎません
3隻で南北700km東西3000kmもの広い
海域が隈無く調査出来ましょうか?
余りに粗っぽい調査だと思います
50年の昔15隻以上で調査しても見つけ得
なかった秋刀魚の大群
たった3隻の調査結果に二憂 三憂されず
先ず各船の厳重な調査に期待しています