直売所千倉

千葉県木更津市にある、日本一小さな魚屋です。半世紀プラス25歳の青年が一人で切り盛りしています。50年の知恵と25歳の純真さが魚を美味しくお届け致します。 住所は 木更津市長須賀327ー1.電話09044300376 当店でのお取り扱いは、日銀カードのみでございます。還元ポイントは有りませんが、基礎手数料ゼロの日銀カードが 、最もお得です。 当店では、お売りする魚についてお客様にご納得いかれるまでご説明申し上げています。漁獲海域、漁獲方法、水揚げに至る経過、水揚げから店頭までの経

活〆真鯛、活ひらめ、活こち、勘八、

本日ご来店の全ての方へ500円

サービス券を進呈致します

🐟️🐟️本日のお魚🐟️🐟️

🐟️活〆真鯛~1、7kg位お刺身用

🐟️花鯛~お刺身、塩焼き

🐟️勘八~お刺身用1、2Kg位

🐟️150g鯵~ほとんど真鯵、稀に見る

美形です❗️お刺身用

🐟️鯵~70gお刺身用、唐揚げ、南蛮漬

🐟️曳縄釣り鰹~2、5Kg位お刺身用

🐟️ごま鯖

🐟️活ひらめ~2、5kg3、5Kg位

お刺身用

🐟️活こち~1、2Kg位お刺身用

🐟️めばち鮪

などなど

🐟️お刺身盛り合わせ造ります🐟️

🐟️単品お一人様700円より

🐟️お任せ3品お一人様1000円

🐟️3品4人様盛り合わせ3000円

など

ご希望により何なりと調製致します

お電話ください

10時に開店致します

18時まで営業致します

よろしくお願い致します

 

店主の独り言

秋鮭の漁獲量上向く

報道によれば、北海道内の秋鮭の漁獲

漁が既に昨年漁獲を越えたとの事です

岩手県が毎日集計する岩手県県下の

秋鮭定置網入網数量調査によれば、

11月4日現在

33000尾で昨年総入網数量3100

0尾を越えたそうです

県北部では、活発な入網状況が報告され

過去5年漁獲量平均値を越えて入網して

いる漁場が数ケ所出て来ています

このまま11月が経過するなら回帰鮭の

資源量回復は確実な状況となります

とは言え、

11月4日現在の漁獲量33000尾は

平成30年の同期入網量の6%に過ぎす

どこまで回復するか注目の的です

いずれ、

今年の入網量は、来春放流稚魚の数量

確保を容易にしました

戦後の食糧難の時代の鮭乱獲がたたり

回帰秋鮭が極端に減少した為、放流稚魚

育成の卵が不足し、岩手県下では計画

卵が確保されない内は、いくらを食べさ

せないと言われた昭和40年代の再来

は回避されました

今年も秋の初め秋鮭の回帰数量は悲観的

な見方が占めていましただけに、ここに

来ての急回復は海の未知部分が如何に

大きいか思い知らされる所大です

北海道のにしん漁のように昔日の栄光

を夢に、資源量の回復しない魚種もあり

ますが、多くの魚種では盛衰の歴史を

たどっています

現在、

するめいか、さんま、鰹の資源量、回遊

路の確認が出来ずにいます

鯖についてもその資源量、回遊路の確た

る確認が出来ているものではありません

昭和57年伊豆諸島海域における鯖漁が

皆無に終わり、

千葉、東京、神奈川、静岡、一都三県の

鯖漁船200隻が倒産する端緒となりま

した

これを受け、研究機関は

秋の八戸沖から銚子沖にかけての鯖旋網

漁は期待出来ないと予報していました

しかし、

昭和57年11月2日に八戸沖で始まっ

た鯖旋網漁は銚子沖まで年末一杯空前の

大漁を続けました、が鯖大漁の最期で

した

昭和50年代の北部太平洋における

年間100万tを超える漁獲量が消滅して

既に40年、

鯖、いわし、鮪について当時の水産庁

「大型旋網漁による漁獲が最も燃油

効率が良い」と言って大型旋網漁船の

建造を推進し、他海区に所属する大型

旋網漁船の北部太平洋海区(概ね、野島

崎より東に線を引きそれ以北の海域)へ

の参入を容易にして、鯖、いわし、鮪を

獲りまくる事を容認しました

この水産行政姿勢と大型旋網漁業界の

「やらずぶったぐり」操業姿勢がこれら

3魚種の資源量衰退を招き、資源量を

回復しなければならない事に気付いた

水産庁の保護施策への転換の平成30年

間の努力も虚しく3魚種共に爆発的回復

には至っていません

天然の資源は、再生可能な範囲で人間の

餌とさせて頂くしかありません

その限界がどこにあるか

その根拠は何か

これを見極める事が、国都道府県の水産

研究機関の務めですが、出来ていません

残念な事です

ただ、出来ないなら、岩手県が行う

秋鮭定置網入網毎日集計のように現況

把握調査だけでも確実に行う事は、

分からない事を分から知むる方向付け

の第一歩と思います

魚がいなくなった、回遊路が変わった

この原因を海水温の温暖化に依ってのみ

説明付けようとする風潮がありますが

危険です

北海道噴火湾でぶりが漁獲される中での

秋鮭の漁獲量回復の説明にはつながり

ません