鰹漁が豊漁
立春過ぎに伊豆諸島南方海域で初漁を見た
今年の鰹漁は、房総半島東岸沿岸域の曳き
縄漁と相まって好漁が見られ、夏以降、
漁場を移動させながら好漁が続いています
昨年には、一人の研究家により令和3年
漁期の豊漁が予報されましたが、全体の
見方ではなく、ましてここまでの豊漁になる
とは研究家は誰一人考え得なかった事でした
豊漁を予報した仁平博士とて、海況やデータ
からの割出しではなく、小型超小型魚の多い
後は、豊漁に恵まれるとの昔からの経験則
に基づくものでした
私もよく知る言い伝えですが、
私が知る言い伝えは、3月4月に小型魚の
豊漁で困った年は、秋にかけこの魚が成長
して豊漁になる
と言うもので
秋に超小型が存在すると翌年大漁になると
言うものではありませんでした
しかし、仁平予測は的中しました
末までの水揚げ集計は、昨年実績を超えた
そうです
気仙沼港の鰹水揚げは、9月10月が本番
である事からすると、昨年の2倍量の水揚げ
も夢ではありません
数十年ぶりの豊漁になるでしょう
漁業経営の怖さがここにあります
数十年ぶりの豊漁を平年の漁獲と思い込み
経営計画を企てると大変な落とし穴にはまり
ます
私は早く店を再開して豊漁の美味しい鰹を
並べたい今日の望みです
よろしくお願いいたします