秋刀魚漁が始まりました
大型船による秋刀魚漁が、8月20日に解禁
になり、各船は2航海を行いました
北海道道東域の東北東1500kmまで調査
してもさした群には当たっていません
9月1日からはロシアの排他的経済水域に
入域出来ますので今週末にかけて新しい情報
が見えて来ましょう
秋刀魚船が調査を行った南西のやや南海域~
北緯42度東経150度から北緯39度
東経147度には鰹の漁場があって盛んに
漁獲されています
秋刀魚と鰹の棲息水温は、5度~8度異なり
ます、則ち鰹の適水温19度前後に対し
秋刀魚の適水温は10度~14度15度
です
秋刀魚漁場は鰹漁場の北側の一段水温の低い
海域に形成されます
南東200海里海域はロシアの排他的経済
水域ですので、その中又はラインに沿った
公海に形成されましょう
他方、今年の秋は早いです
北極圏から冷たい高気圧が、次々に南下して
来ています
オホーツク海を南東進する高気圧が見られ
ます、高気圧の東側を吹く北風がオホーツク
海の冷たい栄養塩を沢山含んだ海水を
千島列島の南に押し出してくれたらそこに
大量なプランクトンが発生し秋刀魚さん
大集合となります、乞うご期待
今年の秋刀魚は小さいと言われています
小さい魚体が見えて来た事は資源量の回復
の兆し、期待して待ちましょう