さんま船団母港を出港
8月20日の解禁日を道東の出漁基地で迎える
ため、内地の母港からの出港が始まりました
今年の漁獲予想は昨年にまして不漁と言われて
います
それでも各船は、ひそかな希望を持って、燃油も氷
も水も食料も、大漁ありの想定での仕込みで
出港して行きます
過去の同様予報を顧みると47年昔、昭和48年
も数年来の不漁を上回る不漁が
東北区水産研究所から発表されていました
当時、千葉県には、100隻からのさんま
漁船が在籍し、千倉町からは50隻のさんま漁船
が福来旗?(ふらいき~大漁旗)をなびかせ、
岸壁を埋め尽くす見送り人と小中学校の鼓笛隊の
演奏に送られ軍艦マーチを高鳴らせ出漁して
行きましたが、送る人、送られる人双方の心底は
沈みきっていました、3年連続の不漁に耐えて
の出漁は予想通りの不漁であれば廃業を覚悟
してのものでしたから
しかし、道東基地から出漁した
各船からの漁獲報告第1報は「萬船となり帰途につ
く」でうめ尽くされました
9月末には、北海道、三陸各港が受入れ能力
を越え、北海道沖から50時間をかけて千倉港
まで水揚げに来る程の大漁が12月まで続き
総水揚げ量52万トンと言う、空前の大漁
になりました
同年8月に総工費9000万円をかけて建造
されたさんま漁船の初漁期での水揚げが2億円
5ケ月で建造費を償却してしまったそうな
今年が47年前の再現に成るか?
漁業は、夢の追求でもあります
航海の安全と大漁を祈ります
13時開店しました
夜まで営業します
🐟️本日のお魚🐟️
🐟️大いなだ、
🐟️大かつお
🐟️大いさき
🐟️大さわら
🐟️伊勢海老
🐟️さざえ