分かっていないんだなあ
28日、今日の百音から
表面を駆けてる百音には、分かっていないん
だなあ、みーちゃんの心のあやが!
忘れられない心の傷は、取り敢えず
オブラートでくるんでおくしかないんだよ
自分の体内に出来た治癒させようとする薄皮
がオブラートに取って代わるまで、
時を待つしかない、誰が助ける事も出来ない
何時かいい時が巡る事を願うしかない
きらきら光る海面と暗い海の底
海面が大時化の時は、海底は暗いけど静か
いいとこ取りをするのではなく、両方を
合わせ持ちたい、海面の輝きと海底の静けさ
を持ち併せる
則ち、心に深み厚みを持ちたい
みーちゃんは亮と手を携えてそんな人に
育つ素質を持っていると思います
百音は、気象データを漁協組合長に売り
込もうとして軽くあしらわれる
値引きして更に嫌われる
亮が遭難しかかった時、亮の親父が組合長に
船に通信したいから無線機を貸してくれと
頼んだら、「おお、使え」と答えた
鮪を獲って稼ぎたいと言う亮に
「亮のためならやってやるか‼️」と言う
漁師がいる
どこの世界にもあると思うけど、漁師の世界
は肌の異なる人を別にします
昭和62年、高校を卒業して22年、
同窓生から相談あった
「17期の同窓会をしたい良かったら幹事
をさせてもらっていいか」
私は、どうぞよろしくお願いします
と答えました
会場では、幹事から「代表して水嶋君に
挨拶をお願いします」と言われて挨拶
しました
を打ち消して 千倉で生きて来ました、今
皆さんと集い、同窓生の一員として挨拶の
機会を与えられてうれしいです」
と言いました、これ本音です
安房高卒を出せば千倉の浜では生きて来れ
なかったのです
朝から晩まで命をかけて働く世界に学歴は
存在しませんでした
そんなしがらみを良く知る私には、
「百音帰る」の作者が、書き表現しようと
する以上に、百音のドラマに生きる人々の
心のあやを感じ取ってしまいます
気仙沼の浜がみーちゃんと亮の世代に無事
に引き継がれる事を心から祈っています
みーちゃんを採用して2年を経ず全国区の
研究発表会に参加させる教育力の旺盛さが
宮城県漁業の底力なのでしょう
千葉県も見習いたいものです