鮪類に抗酸化物質が大量に
神奈川県の発表によれば
鮪類の身に多く含まれる「セレノネイン」
の抗酸化作用について
水産庁傘下の「水産研究、教育機構」(旧
水産研究所)
「神奈川県水産技術研究センター」(水産
試験場)
3者で共同研究を始めるそうです
水産研究教育機構の研究で発見された
セレノネインには人体内で抗酸化作用が
期待されることから特定の被験者(100人)
に一定量のめばち鮪を食べて頂き、体内の
状況を数値化して結論を導くとしています
さらには、鮪の身より血合い部分には、
50~100倍のセレノネインが含まれて
いる事が分かっているので血合いについて
も摂取試験を行うそうです
古くより、鰹鮪等海中での行動力の激しい
魚の栄養価は高いとされて来ましたが、
今回は、人体内に発生する活性酸素を抗い
弊害を減少せしめる研究でしょう
そもそも、セレノネインと言う物質は、自ら
が酸素に強力に結び付き自らが変化する事に
より酸素としての活動を停止せしめる
と想定すると理解が早いです
酸素と結合してセレノネインの成分が変化
する状況が、鮪の身の色の変化~灰色になる
最後には黒くなる事か?
簡易に理解出来ます
故に、酸化の進んだ~チョコレート色
から黒色に変わった~血合いは、食べては
いけない事になります
食べた人の体内の活性酸素を更に増やす事
になりましょう
生きたまま船上に揚がった鮪鰹の血合いは
真っ赤です、私が保存すれば翌日までは
大丈夫です
この鰹鮪類の血合いは大いに活用しましょう
ちなみに3者の研究結果は2年先だそうです